前回は、コーキング処理までご紹介しましたね。 最後の工程は、スピンオフを塗る作業です。 まず、14Kgのペール缶を開けて商品の表面の確認して頂き、硬い感じを確認してもらいます。 このままでは塗れませんので、水お入れて稀釈していきます。水の量は約500ccです。 攪拌機にて商品を混ぜます。攪拌時間はおおよそ10分程度位行います。 社長自ら攪拌を行います。ほんと、ありがとう。先代も多分自分でやってたと思うよ。

そして攪拌していくと最初の硬さから滑らかになりホイップクリーム位の滑らかさになればOKです。この作業は缶の底の部分からしっかり混ぜないと行けません。 ベースになるアクリルシリコンと中空間セラミックと自社のオリジナルパウダーと水をしっかり攪拌しないと行けません。
勿論、匂いは出ます。商品自体は水性になりますので匂いはシリコンの匂いが少し出る感じです。 嫌な方は、嫌かもね。しかし塗り終わり乾くと匂いは全然無くなっていきますから安心です。
そして攪拌が終わればいよいよ、塗りの始まりです。 ここでも注意点があります、基本天井等に塗る際は長手方向の施工して行くこと。 今回はみんな初めてでしたから。天井の一部を3人で並んでローラーの動かし方や、塗りの手順(横塗って縦塗りで終える。)横塗りを残してしまうと再起不能手直しはきびいしからです。
スピンオフの厄介なのは、下地をひらう事と一度塗って乾いてしまうと修正が効きません。 ですので1番最初の塗り始めが肝心になる事も伝えてます。2人共緊張感ある感じでしたが、塗装経験者は要領が良いんですが塗りにムラが多かったので修正して行きながら塗って頂きました。
社長はと言うとローラーがうまく回らない等が生じて塗れない自分にイライラしてましたが力の入れ方や材料の配り方を助言してあげたら何とかペースを上げて塗れるようになりました。 そして、天井が終われば壁を塗ります。この工程を2工程行い終了。

よく塗れましたね。自分も久しぶりに施工指導兼ねて塗りも少し行いましたがやはり良い!! 現場が好きなんでしょうね。3人で施工が終わればニンマリです。塗り終わり1時間ほど経つと空気感の違いが他の部屋と感じたと思います。スピンオフは室内の温度変化がすごく早く変わるんです。
この日の久留米地区は外が暑かったのですが、この施工した部屋に入るとなんだかスーッとなる感じですかね。外から入る風の温度にスピンオフの表面が変わると言ううことが実感出来たのではないでしょうか。2人共、よく頑張りましたね。結構ハードでしたね。

養生を剥がしてチリ側の確認と補修です。やはり最初ですのでチリ側が少し補修が入ります。 これもスタッフにやり方を教えてやってもらいました。初めてにしては良く出来たと思います。 とても良い時間でしたね。施工終了です。皆さん、お疲れ様でした。
次回は、貞清社長宅の1部屋を施工するとの事ですので塗った部屋と塗ってない部屋の違いがわかるはずです。体感に勝るもんは無いけんね。社長しっかり頼むけんね。
最後にみなさんに伝えました。塗装屋さんはこれを日々行ってるんです。めんどくさい下地作業から塗りの作業 塗り終われば養生を剥がしてチリ側の確認と補修!!工賃が高いとか安いとか言えないでしょ。
比較対象が、内装の場合クロス工事と比較するから高く感じるんですが塗りの場合は今回でわかったと思います。 決して高くなく妥当の金額だと。今後、物件を増やして是非、空気環境を良くする家造りを一緒にやって行きましょね。
日本ISJ研究所 九州支店 中﨑でした。